『ぼくたちは、習慣でできている』
~奇跡の良著『レバレッジ・リーディング』を読み、「本のエッセンスを超吸収、己の血肉にし、目の前の現実を変える」ことの面白さを知りました。このブログのBook review記事では、本のエッセンスを超簡潔にまとめ、ただ読むだけで満足して終わりの読書ではなく、実際に行動に移し、目の前の課題を解決し、現実を変えていく、「攻め」の読書 を記録していきます~
結論、なぜこれまで習慣は身につかなかったのか??
- その行為を、「意識的」に行っているから
- 習慣とは、無意識に没頭するものであり、我慢して積み重ねるものではないから
- 身につく途中で様々な理由をつけてやめてしまうから
- 人間の「コンフォートゾーン」にとどまってしまう性質を理解していなかったから
この本を読む目的と現実の課題
- 例えば「朝起きれない」「遅刻する」というような悪習慣がいつまでたっても直らない
- 努力を続けるということを習慣にしてしまいたかった。
- 努力の方法は知っていても、やらない。勉強の重要性がわかっているのに、やらない。
エッセンス
- 「結果」は何もせず待っていて与えられるものではなく、習慣を続けた果てに「作られる」
- 努力は習慣にしてしまえば意志がなくても勝手に続けられるものである
- 習慣を身につけるということは、意志力を鍛えて誘惑に勝てるようになることではない
- 習慣を身につけるということは、我慢ができるようになることではない
- やり始めないと、やる気は出ない。(脳の側坐核が動かない)
- 問題の本質は、問題自体にあるのではなく、問題をどう捉えるかという気分の問題だ。
具体的なソリューション/アクションプラン
- 「日々やっていることを同じようにやること」
- 「心から持っていくのは難しいが、身体をいつもと同じように動かせば、そのうち心がついてくる」
- 習慣にしたい原点となっている理由が必ずある。それを繰り返し思い出し自問自答しよう。
引用メモ
ぼくがお酒をやめようと思ったのは、お酒のデメリットを頭で理解したからではなく、お酒で後悔した経験がうず高く積み重なっていたからだ。そこまで後悔した経験がない人であれば、やめようという発想には至らない。
本で学ぶということは、何かを実践する前に、よく陥りがちな「落とし穴」の位置を事前に調べて回避できるようにしよう、ということでもある。落とし穴に落ちた時の痛さ、辛さは、実際に落ちてみないとわからない。その痛み辛さを経て、落ちない方法を知るのだ。しかし、気をつけていても何度も落ちてしまう厄介な落とし穴はある。そういう落とし穴について注意喚起を行いたいのだ。